ブログノベル『スペースエイト』の設定集です。

共和国


銀河内において帝国に反旗を翻し独立を果たした3つの惑星と鉱山惑星からなる。

共和国の成り立ち


惑星白金(しろがね)、惑星白亜(はくあ)、惑星銀嶺(ぎんれい)。その3つの有人惑星と帝国からの独立の際に得た鉱山惑星から成り立つ。

当初、共和国独立戦争を始めたのは、3つの惑星と4つのコロニー群であった。
それらは王国二つにまたがる規模で、それらがまとまると選帝侯より少し小さい程度の規模となる。
ここで見逃すことが出来ないのは、3つの惑星より、4つのコロニー群の方が有力であったことだ。
共和国が独立を宣言するのとほぼ同時に起こった、ホムンクルス戦争は、独立を叫ぶ4つのコロニー群にも及んだ。
ホムンクルスにとっては人間はすべて敵であり、帝国か共和国派かなど関係ないかのようであった。
コロニー住民は大打撃を受け、指導者のうち有力なものたちが被害にあったこともあり、帝国の庇護下に入りその強大な軍事力に守ってもらう道を選ぶほかはなかった。
しかし、共和国独立を叫ぶ3つの惑星においては話が違った。もともと産業もなく、特有の輸出品目もなく、民族紛争に明け暮れる無法地帯。粗野で凶暴な住民は、侵入してきたホムンクルスをも撃退した。ホムンクルスを虐殺したといっても過言ではない。
ホムンクルスの好む戦法が、機械化兵団方式ではなく、ゲリラ戦のように市街に乗り込み、情け容赦なく人を襲う戦法であり、それ以上に野戦慣れした、後に共和国となる3つの惑星の住民には歯が立たなかったのだ。しかしこれをもってホムンクルスの弱点とはいえない。
共和国の相互関係
白金銀嶺白亜、3つの惑星は相互に友好関係にあるとはいいがたい。
帝国からの独立のために手を結んだというだけの関係である。
住民の民度は極端に低く、治安は悪く衛生状態も良くない。ひっきりなしに民族紛争が起こり、平穏な時など歴史上無かったといっていい。

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