ブログノベル『スペースエイト』の設定集です。

出雲鼠族とは


出雲大社で祀られている鼠の一族。大国主命の使いで、毎月必ず出雲大社で御神事が行われる。

出雲鼠族の使命、特徴


零体的存在で、鼠の姿のほか人間の姿を取る事も出来る。修行の為、超時空エージェントとして任務に同行するのが習わしだ。
能力について

鼠の姿を取ったり人間の姿を取ったりするが、変身術?とは異なる霊的変化である。

一族はかなり高い割合で、程度の高低こそあれど異能力を有する。
特色ある名称について

人間化した時の顔は日本人そのものだが、独自文化のカタカムナ文字にも似た古代文字で命名され、その音訳した発音で呼ばれるため、日本的な名前に聞こえにくい。


例 ティオボルド・ハインツルドルフ
  ウルデフリード・グスタフイワノフ
  エーデルシュタイン・ザワリー・エスメラルダ など。

出雲鼠族の事の起こり


根之堅洲国で、素戔嗚尊?大国主命?に試練を課された。素戔嗚尊が放たれた鳴鏑の矢を探しに大国主命は野に入っていったが、なかなか見つけることはできずにいた。その時素戔嗚尊は大国主命のいる野に火を放った。火の勢いは強く、燃え盛り迫りくる。
三回目か四回目か五回目の命の危機に曝された(その前に何回か死んでは生き返っている)大国主命?の耳に、歌声が聞こえた。
「内はほらほら、外はすぶすぶ(入口は狭いけど中は広い)」だからここへ逃げてきなさいといった意味の歌だ。
そういって鼠の巣穴に大国主命をお招きして、迫ってくる火の手から救った。そのうえ、子ネズミたちが野原で見つけて巣穴に持ち帰って齧って遊んでいた鳴鏑矢を、お探しのものはこれではありませんかと献上し、無事に素戔嗚尊の課題を完遂することが出来た。
故にその鼠、出雲鼠族は大国主命?に感謝され、今もって出雲大社に祀られている。

考えようによっては出雲鼠族の子供が鳴鏑矢をおもちゃにして巣穴に隠してしまったから、大国主命?は見つけられず、素戔嗚尊?の放った日に取り囲まれたという見方もできるが……。

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