スペースエイト・エンサイクロペディア

超時空エージェントとは、八百万の神々直属の、宇宙の様々な歪み事を正すための部隊。

神の作りたまいし宇宙。

様々な生物が神により生み出された。完全な神とは異なり、不完全な、これから完全な生命に向かって進歩していく生物たち。
それら不完全なものでも、認識を行う事が出来る。
認識によって出現した世界。それは完全なる神によって作り出された不完全たるもの。

宇宙全体から見れば小さいものだが、積み重なれば大きな反り歪みとなることもある。

それらをただす役割を持つのが、神に選ばれた使徒たる超時空エージェントたちだ。

人間をはじめとする生物たちの自立の為、神は直接世界に介入することを最小限にとどめている。

「宇宙からなんから全部ひっくるめて色々困りごとを何とかしていくって、言葉人したらわかりにくい事だよね。でも、近くは遠く、遠くは近い。すぐ隣近所の人と話したことなくても、何百キロ離れた人と簡単に話せる時代だから、受け入れやすいって思うけど、要は認識ってことかな。宇宙は認識されているから成り立ってる。誰かが思ってくれるから僕たちは存在する。神属性ってそういうことかな。そして自分を認識してるから自分が存在出来て、誰かが認識しているから自分は存在している。広い宇宙もそうだよ。僕らは宇宙を認識し、宇宙は僕らを認識している」

「宇宙には……うまく言えないけど……意識があるって……細母子の輝き、惑星の動き、なんていうんだろう？ありとあらゆるものは大いなるものを構成する一つの要素」

「そーっいうこと。意識というのが何なのかってのは難しいかもしれないけどね。すべてがあって全てを内包しているから全知全能。でもその構成要素は知っての通り、まだ不完全で。完全に向かっている途中。でも、全部で一緒になれば、その時が来れば全知全能」

「そのお手伝いを？」

「大まかにいうとそういう事だね。行きついたらみんなが高等意識になって全て分かち合って平和にいつまでも暮らす音が出来るんだよ」

「なんかいつも重要な事をあっさり言うね」

「じゃ、簡単に言い直すね。みんなの幸せが僕らの幸せ。これでいいんじゃない？」

「知ってると思うけどこの宇宙は無限に広いけど、空間が広いのもあるけど、たくさんの閉口した世界が綴れあってる。相互に影響しあいながらね。これから君を待つ世界はこの時点で分岐して、今までとは全く別のものになるよ」