ブログノベル『スペースエイト』の設定集です。

ホムンクルス

ホムンクルス、概要

フラスコの中でしか生きられない人口生命体で、小人を語源とする。
ホムンクルス戦争におけるホムンクルス
大きさは普通の人間とほぼ同じ。
フラスコをどう解釈するかによるが、大雑把にわかりやすく説明するならば、実験装置の中で創られた、人の細胞、もしくは万能細胞と、稀に動物の遺伝子とを、接着剤の役割を持つ遺伝子を使って、遺伝子改造によってつなぎ合わせて生み出した存在。
未確認だが有力な意見として、ハイエンシェントが使われていると思われる。
ホムンクルスの実態
成長は早く寿命は極端に短い。個体差はあれど数か月から一年の寿命で、自己増殖できない。ただ、困ったことに大量に作り出すことを可能とする技術が確立されているらしい。
有力説によるとその生産コストは、一般人の新卒初任給以下といわれている。
正確は残虐非道でモラルはなく、何者に命令されたのかわからないが統率だけはとれている。楽しむように人を殺すため、ためらいなど全くない。
前回のホムンクルス戦争の後
当然ながら大掛かりなものとなってしまうホムンクルス製造設備を、運び込まれる資材から突き止め、帝国全軍の総力をもって破壊、資金源に至るまですべてを封じた。製造方法を記録したコンピューターシステムはその際に破壊され、製造にかかわる情報は失われたと想定される。
その後帝国内ではホムンクルスの製造にかかわるすべてを規制する強力な方が施行された。

但し、それらは帝国内に置いての話であり、帝国外、つまり友好国家や共和国では帝国法は及ばない。
あくまで未確認の噂であるが、共和国内において以前より少し寿命が長く、特異な改良を加えられた新種のホムンクルスを開発しているとの説もある。
ホムンクルスの戦術
艦隊戦、航空機や戦車を用いた集団機械化兵団による戦闘は、あまり得意としない。
情報部の分析によると、当時のホムンクルスは寿命が数か月から一年と短く、航空機等熟練の必要な兵器を使いこなすトレーニングに必要な時間がなかったと推定される。また、安価に製造されるホムンクルスを大量投入し、安価な軽火器で無防備な市街に押し入り、市民を攻撃する方がコスト的にも低いため、指導者があえてその戦法を取らせているものと思われる。
狙うのは一般市民が主である。熟練の歩兵隊だれば、ホムンクルス群を撃退できるが、軍が到着した時にはすでに市民が大量に虐殺されている。
その後共和国として独立することになる銀嶺白亜白金に押し入った際、市民を虐殺するつもりが、市民の方が野蛮で戦闘慣れしていて、ホムンクルス群は逆に大虐殺の憂き目にあった。

ホムンクルス戦争

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